2ntブログ

もすけブログ

ゲイイラストを中心に活動するもすけの本拠地。

2010年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年01月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

穴掘りサンタがやってきた

ドスン。
そんな音で目が覚めた。

僕の部屋には、今時珍しい珍しい煙突があり、どうやらそっちの方からの音のようだ。
「……なんだよこんな時間に」
(念の為確認するか)と体を起こそうとした次の瞬間、僕は動けなくなった。
仰向けに寝ていた僕の上、何かが僕を押さえ込んでいる。

「!?」
「静かにしろ」

耳元で低い男の声がしたと思うが先か、口に何かを詰め込まれる。
何かの布らしいが詳しくは分からない。
そもそも、この男が一体何者かも僕には把握できていなかった。

「私はサンタクロースだ。大人しくしていれば悪いようにはしない」

サンタクロース。
僕を押さえ込んでいる男はそう名乗った。
どう考えても怪しい。
先程のドスンという音も恐らくこの男だろう。
という事は、サンタクロースのふりをする為にわざわざ煙突から侵入したという事か?
馬鹿馬鹿しい。

「んんんーっ!!んんーっ!!」

しかし……ふふふっ。
この僕の部屋に侵入したのがそもそもの間違いだったのだという事を思い知らせてやろうじゃないか。
自慢じゃないが僕は、学生時代はレスリングをたしなんでいた。
ちょっとやそっとの泥棒如きに遅れをとる僕ではない。

……が。

「もう一度だけ言う。大人しくしていれば……悪いようにはしない」

全力で抵抗を試みたが、サンタクロースと名乗る男はまるでびくともしない。
それどころか、僕を抑え込む力は増し、首元に冷やりと何かが当たる。
このタイミングで首筋に当てられる物なんて……想像に容易かった。

「………………それでいい」

強引に目隠しをされた。
……情け無い。こうも簡単に体の自由を奪われるなんて。
僕がやってきたレスリングの経験とは一体なんだったのだろうか。

危機的状況にも関わらず、僕はどうしてかそんな事を考えていた。

「お前は今、地デジ対応の42型液晶テレビを欲っしているな」
「!?」

男は急にそんな事を言い出す。
それが妄言なら、僕は鼻で笑い飛ばしたところなのだが、
驚く事に男が言った物を僕は欲しいと思っていた。
液晶テレビの、しかもちょうど42型を。

「貴様にはそれをプレゼントしよう」

(……マジでか。
コイツは本当にサンタクロースだったのか!!)

「……ただし」
「?」
「その代わり俺は今晩、お前を頂く」

言うと男は僕の股間をむんずと掴み、乱暴にもみだした。

(ちょ……ちょっと待て!!
どうして僕が男に股間を揉まれなければならないんだ!?
おかしい!!そんな事をしてコイツに一体何の得が……。
……まさか)

ホモ?

「中々立派なモノをしているんだな……」

(まま……まてまてまて!!嫌だ!!
僕はまだ女の子にすら触られたことが無いんだぞ!?
それなのにどうしてこんな奴に……。おかしい!!間違ってるだろ!!)

しかし、僕の動揺は虚しく、男の手がズボンの中に伸びる。
そして今度はズボン越しではなく、直に男の手が僕の大事な部分を握り締めた。

「んー!!ん……んんん!!」

(無理無理無理!!
ちょ……スゲー揉んでくるんですけど!!
っていうか……)

腰の辺りに、何か固い物があたっている事に気付く。
直感的に僕はそれが一体なんなのかを悟った。

(……コイツ、勃ってね!?
えー!!男のモン握りながら勃っちゃうって……モノホンだ!!)

男の鼻息が耳にかかる。
依然僕は抵抗すらできない。

(まずい……このままじゃ……)

しかし、よくよく考えてみれば、貞操を奪われはするけれど……

(……42型液晶テレビ……)

僕の心は揺らいだ。




……で、最終的に



20101225a.jpg


こんなんなります(爆)

っていうか、↑の描いてる最中に姉が部屋入ってきて超焦ったんですけどww
焦って何かを消した動作は気付かれたとは思うけれど、何を消したかまでは気付かれなかったはず。
……危ない。
まぁ、普通に考えて「エッチなもんでも見てたんだろう」程度に思われるだけだろうな。
……ホント、危なかったー。

っていうか、絵上手い人のサイト(ゲイ系)をのんびり眺めていたんですけど……。
やっぱすげーなぁ……。
悔しいから誰かは言わないんですけど(笑)、ここ数年でスゲー上手くなってるんス……。
悔しい悔しい!!
僕と2歳しか年齢違わないのに、何あの上手さ……怖いよ。
なおかつエロい!!
それがまた悔しい!!

……くっそう。
俺もなんかゲームなんて作ってる場合じゃねーぞこれ。
って気になっちゃいます。

| イラスト | 08:08 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |