届けない気持ち
バイト時代の友人と、久しぶりに集まって、酒を飲み交わした。
30歳前後の男女がよくもまぁ8人も集まったと思う。
今はもう、皆離れ離れになってしまったけど、当時は、皆一緒に働いてたんだよなぁ。
と思うと、あの頃ってのは、なんて幸せだったんだろうかと、ちょっと胸が傷んだ。
そのメンツの中には、Mもいる。
18時から始まった飲み会だったけど。
Mが来たのは21時を過ぎてからだった。
俺から一番遠い席にMは座った。
そこしか空いてなかったらか当然なのだけれど。
そうこうしている内に、俺はそういえばパズドラの「カネツグ降臨」ダンジョンをクリアしてないことに気がついた。
このダンジョンをクリアすると手に入る「カネツグ」をどうしても今日中に欲しかった俺は、
「ごめん、ちょっとパズドラやるわ」と言って携帯に集中した。
しばらくして、俺の隣に座っていた先輩がトイレに立つと、Mがやってきた。
「ちょっともすけさん。パズドラなんてやってないで、僕と話してくださいよ」
なんていいながら、寄りかかってくる。
「今の俺はお前よりカネツグが大事なんだよ」
と言うと
「えいや」
スマホの画面をタッチしてくるM。
「おいー!死んだらどうすんの!?馬鹿なの!?」
ケラケラと笑うMに、俺もつられて笑った。
「もすけさんと居る時間が一番楽です」
「お前、それ先輩に言うセリフじゃないから」
なんて言ってはみたものの。
そんなこと言われたら、期待するやろ。
「もしかしたら」なんて、ありえない期待をしては。
何度も打ちのめされてきた。
でも、なんか。
もう、大丈夫。
こんな俺に、なついてくれるMは好きだよ。
Mにとって。
俺は、一体何なんだろう。
すげー気になるし、分かんないけど、でも。
Mのことは、本当に。
友達として、これからも、ずっと、ずっと。
大事にしていこうと思う。
今までいっぱい、いっぱい、助けてもらった。
勿論、どん底に突き落とされたこともあったけど(笑)
けどまぁ。
友達として、ずっと。
それが、俺がMにできる、精一杯の、愛の注ぎ方なんだって思った。
酔いの回った脳みそで、ぼんやり思ったことだから。
もしかしたら、間違ってるかもだけど。
でも、間違ってても、いいや。
おやすみなさい。
30歳前後の男女がよくもまぁ8人も集まったと思う。
今はもう、皆離れ離れになってしまったけど、当時は、皆一緒に働いてたんだよなぁ。
と思うと、あの頃ってのは、なんて幸せだったんだろうかと、ちょっと胸が傷んだ。
そのメンツの中には、Mもいる。
18時から始まった飲み会だったけど。
Mが来たのは21時を過ぎてからだった。
俺から一番遠い席にMは座った。
そこしか空いてなかったらか当然なのだけれど。
そうこうしている内に、俺はそういえばパズドラの「カネツグ降臨」ダンジョンをクリアしてないことに気がついた。
このダンジョンをクリアすると手に入る「カネツグ」をどうしても今日中に欲しかった俺は、
「ごめん、ちょっとパズドラやるわ」と言って携帯に集中した。
しばらくして、俺の隣に座っていた先輩がトイレに立つと、Mがやってきた。
「ちょっともすけさん。パズドラなんてやってないで、僕と話してくださいよ」
なんていいながら、寄りかかってくる。
「今の俺はお前よりカネツグが大事なんだよ」
と言うと
「えいや」
スマホの画面をタッチしてくるM。
「おいー!死んだらどうすんの!?馬鹿なの!?」
ケラケラと笑うMに、俺もつられて笑った。
「もすけさんと居る時間が一番楽です」
「お前、それ先輩に言うセリフじゃないから」
なんて言ってはみたものの。
そんなこと言われたら、期待するやろ。
「もしかしたら」なんて、ありえない期待をしては。
何度も打ちのめされてきた。
でも、なんか。
もう、大丈夫。
こんな俺に、なついてくれるMは好きだよ。
Mにとって。
俺は、一体何なんだろう。
すげー気になるし、分かんないけど、でも。
Mのことは、本当に。
友達として、これからも、ずっと、ずっと。
大事にしていこうと思う。
今までいっぱい、いっぱい、助けてもらった。
勿論、どん底に突き落とされたこともあったけど(笑)
けどまぁ。
友達として、ずっと。
それが、俺がMにできる、精一杯の、愛の注ぎ方なんだって思った。
酔いの回った脳みそで、ぼんやり思ったことだから。
もしかしたら、間違ってるかもだけど。
でも、間違ってても、いいや。
おやすみなさい。
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