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もすけブログ

ゲイイラストを中心に活動するもすけの本拠地。

2012年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年02月

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×精子 ×静止 ○生死

最近自殺のニュースをよく耳にする。
しかも、学生によるものが多いんだよね、これがまた。

自殺が悪いとか良いとか、そういう話がしたいんじゃなくて。
そもそも、良いとか、悪いとかっていう次元ではないと思ったり思わなかったりラジバンダリ。

生きるって、結局なんなんだろうかな、っていう。
以前、鼻高々に「生命とは、種の保存を目的として生きているのだよ」的な話を聞いたことがあって。
ふーんなるほど、と思うと同時に、「種の保存をして、どうするの?」という疑問も浮かび上がったもので。

種の保存。
自分の遺伝子を後世に伝えること。
自分の想い、気持ち、経験を未来に伝えること。
その先にあるものは?
命を繋いだその先に一体何があって、なんの目的で種を残すのか。
自分が生きた証をこの世に残すことに何の意味があるのか。
人間は――命は、どこに向かっているのか。
進化の先になにがあるのだろうか。
そもそもこの世界が存在する意味は?

なんかもう、全然わかんないよね。
人間如きが推し量ることができないことなのかもしれない。

じゃあ、死ぬってのはなんなんだろうかな。
種の保存をしたい生命としては、あり得ない行為だよね。
生命を冒涜しているともいえる。
紡ぎ、育てなきゃいけない命を、自ら途絶えさせているんだからね。
じゃあ、超高齢の、孫もひ孫も居る老人が自殺をする事は?

「自分の役目は終わった。この命、もはや世に存在しては害悪よ」

そう悟った人が自ら命を絶つことは?

それでもやっぱり、その人が自分の大事な人なら、寂しいし、悲しいのかな。
できることなら、ずっと一緒にって、そう思える相手なら。

悲しむ人が居るなら、死んじゃいけない?
じゃあ、悲しむ人が誰も居なかったら?

いじめで死ぬ子供の気持ち。
考えただけで泣きそうになるよ。
悔しくてたまらない。
どこでそうなっちゃったんだろうね。
どうしていじめられちゃったんだろう。
どうしていじめちゃったんだろう。

いじめられた子の気持ちを想ったら、死ぬななんて言えないかもなぁ……。
それでその子が楽になるなら……良いことなのかもしれないし。
でも、その子に対して、僕ができる事があるならできる限りしたいよね。
助けたい、って思う人はたぶんいっぱいいるのに。
その気持ちが届かなかったり空回りするのが本当に悔しい。

実際会ってみたら「いじめられて当然じゃねぇかww」って思うような、
ゴミクズみたいな奴かもしれないけどさ。

兎にも角にも、生死ってのは本当、単純な用で奥が深くて、奥が深いようで単純で。

自分が死んだ時、沢山の人が泣いてくれるような、自分の死を悲しんでくれるような。
そんな生き方をしたいなぁ……。

……無理かも(笑)

| 日記 | 03:16 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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エロい絵も、時々描きたくなるんだぜ

久々にエロい絵を描いたので、投下します。

18歳以下は見ちゃ駄目だからね!!
(`・ω・´)

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| イラスト | 01:22 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビジュアルノベル第2弾

遡る事20日。
あれは確か、クリスマスの5日前。

「……そうだ。クリスマスに合わせて、ブログを見てくれてる人に何かクリスマスサプライズをしよう!」

そう思い立ったのですが。

うん。
年明けちまったよ……(遠い目)

言い訳をさせてもらえるならばね。
物自体はクリスマス前に完成したんですわ。
で、依頼したんすわ。
けど……けどね。
公開を依頼したVectorさんが年末年始の休暇に入ってしまったんすわ。

……ははは。

…………。

笑えねー!!

というのもですね、タイトルにガッツリ「クリスマス」って入っちゃってるんすよ。
え、もう年明けちゃってますけどー的な。

なんかそんなこんなですげー残念な感じなんですけど、
お暇がありましたらどうぞプレイしてみてください。

陸兄とクリスマス用表紙01
陸兄とクリスマス
↑ここからダウンロードできます。

恐らくPC専用です。
あと、すげー短いのでそのつもりで。
前作より短いです……。
製作期間4日くらいしかなかったんで……。
ほんとすんません。

っていうか、公開がこんな遅れるなら、もっと色々詰めこみゃ良かった……。

思い立ったが吉日とは言いますが、やっぱ計画的にやんないとだめっすね……。
計画的……。
超苦手だわー……。

| サウンドノベル | 03:26 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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グースカと僕

僕は学校が嫌いだ。
周りに居るのは、仲良くする価値も無いような、クズみたいな連中ばかり。
低脳で野蛮なあいつ等を見てると、ストレスがたまってむしろ勉強に悪影響が出る。
かといって、自分の意思で高校へ進学した手前、僕はただ現状に耐えるしかないのだ。
勉強なんて、家でもできるのに。

悪影響といえば、そう。
僕のすぐ後ろの席にいる男は本当に迷惑だ。
こいつは、授業中だろうが、休憩時間中だろうが。
構わずグースカいびきをたてて寝る。
僕が渋々、学校で勉強をしようにも。
こいつが僕のクラスに居て、そして僕のすぐ後ろの席にいる限り。
まともに勉強なんてできやしないだろう。

僕は、あまり頭が良い方ではない。
仮に僕が、天才と呼ばれる類の人間だったとしたら。
こんなにも勉強にこだわったりはしない。
至って平均的な頭脳しか持っていない、そう僕は凡人なのだ。
だから人並みに、いや、それ以上に努力をしなくては、良い大学にはいけないのだ。
だから、勉強は大事なのだ。

……あぁ、ほら。
いわんこっちゃない。
今日もまた、すぐ後ろでグースカいびきをこいて寝てるよ。
駄目だ。
もう我慢できない。

っていうか、なんで先生達はこいつの事を注意しないんだろう。
そこからして腹立たしい。
こんな糞みたいな学校だと知っていたら、僕はもっと違う学校に通ったのに。

あーもう、他人になど頼っていられるか。
今日こそは後ろの奴に面と向かって「寝るな」と言ってやる。

僕は、大きく息を吸い込んで、勇気を出して振り向いた――




top04d.jpg

――瞬間。
僕の怒りは、どこかに飛んでいってしまった。
同時に、言いようの無い感情が僕の心を支配して。
声を発することも、捻った体を元に戻すこともできずにただ。
目の前の男に目を奪われ続けていた。

「コラ、授業中に堂々と後ろを振り返って何やってんだお前は」

ポカンと、丸めた教科書で頭を叩かれる。
その衝撃(のお陰)で僕の動かなかった体は束縛から解き放たれた。

はははは。とクラスが笑う。
僕はポツリとすみませんと呟き、黒板に向き直った。
いつもなら「なんで僕ばっかり……寝てるコイツは怒らないのかよ」と不貞腐れるところなのだけれど。



それからというもの。
学校居る時はおろか、家に帰っても。
大好きな水族館でペンギンを眺めていても。
夜のコンビニで最新の漫画雑誌を立ち読みをしていても。
いつだって、僕の頭の片隅には、あの男が居座って、グースカといびきを立てている。
それまで必死に取り組んでいた勉強も、途端にどうでも良くなり。
あの男――グースカへの好奇心で僕はいっぱいだった。

どんな音楽を聞くんだろう。
どんな本を読むんだろう。
何人家族?
家はどの辺だろうか。
自転車通学かな。

グースカへの興味は尽きることが無かった。

ああ。
グースカと友達になれたいいのに。

あんなに億劫だった学校生活が。
今となっては、不思議と楽しみになっている。
周りの馬鹿共は、今も受け入れらないけど。
でもグースカが居るなら僕は、こんなゴミみたいな場所でも。
生きて居たいって思った。


そんなある日。
事件が起こった。

「なぁ、悪いんだけど、消しゴム貸してくんない?」

あのグースカが突然、僕に話しかけてきたんだ。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ということで、新年あけましておめでとうございます!
今年もどうぞ宜しくお願いいたします!!
(・`ω´・)

| イラスト | 05:30 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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