もすけブログ

「何もない」
そう、言うしかなかった。

僕が伝えたい、言葉の何一つだって。
誰にも伝えることができない。
寂しさの理由も話せないから。
笑うことしかできないのに。
それすらできなくなったら、僕は、どんな風に、世界に溶け込めばいいんだろう。

僕がまだ１０代の頃。
毎日が、息苦しくて。
人を好きになることが、それだけで、地獄だった。
いつか、報われるかなって思ってたけど。
まだ、その時じゃあないみたい。

助けてよ。

そう呟いて、零れた涙を踏みつける。
胸の痛みが、止まった日なんて無い。
今も、明日も、これからも。
この痛みは、誰にも、知られないまま。
でも、確かに、僕を苦しめ続ける。

有線放送から聞こえてくる、ありふれたバラードが。
僕を、どうしようもなく、苛々させる。





「もしも願いが叶うなら」

なんのことはないよ。
普通に。
普通の人間に、生まれたかったよ。

でも、

「何もない」

って答えたのは、なにか話せば、それだけ、虚しくなりそうだったから。




夢。
本当に。
最近見なくなったよ。
眠ってから、目覚めるまでが、ほんの一瞬。
夢を見なくなるってのは、どういうことなのかな。
それだけ、体に疲れがたまってるってことなのかな。

…そういう。
どうでもいいことを、ただ、延々と。
一緒に話せる誰かと。
生きて、いけたらって。

それは、たぶん。
僕にとっては、精一杯の、贅沢。
夢と言っても、過言ではない。

夢と夢。
ふしぎだね。




さ。
寝よ。

相手の知らない感覚を、相手にそのまま伝えるのは難しい。
例えば、空の青さを知らない盲目の少女に。
人の温もりを知らない人間嫌いの少年に。
それを伝えるのは、難しい。



人を好きになるってこと。
同じなはずなのに。
たったそのことさえ、分かり合えない僕達は。
もう少しだけ。
優しくなれたらって。
思わずにはいられないよ。





からっぽの、ふりをする。
何も知らない、ふりをする。

全部、わかってる。
わかってるのに。

馬鹿のふりをして。
ガキのふりをして。

そうやって、上手く、溶け込んだ、ふりをする。

僕が騙したいのは、一体誰だろう。




君がいる。
ただそれだけで、良かったはずなんだ。

いつでもそばに。
一番近くに。

そう思ってしまうのは、僕の悪い癖。
好きになんて、なっちゃいけない。
それなのに。








そうやって、手に入れたものは、たった一つの――









ココナッツミルク。



……。

これ、超旨いから、マジで。
といっても、ココナッツ好きじゃないと厳しいと思う。
ココナッツ好きなら、絶対飲むべき。

昨今のアニメを見てると、なんだか自分の好きなモノがなくて悲しくて。
最近では「蟲師」ぐらいしか見てなかったんだけど。

勤務地が家から近くなったので、昼休憩時には家に帰ることにしたら、飯食いながらアニメ一本見るくらいの時間はできたので、今期のアニメを何本かピックアップして視聴することにしました。

・アルスラーン戦記



荒川弘さんがイラスト担当の漫画だったので。
原作未読。
可もなく不可もなくな感じ。
こういう類の物語は、軍師が出てくる辺りからグッと面白くなるから、今後に期待。

・終わりのセラフ



こちらもまた、漫画のイラストが好きだから。
因みに、山本ヤマトさんのイラストはネット公開時代から好きだったんですが、
忙しくなってからは、ヤマトさんのサイトが更新されなくなって寂しかったり。

アニメに関しては…。
個人的には、いまいち。キャラクターが揃えば面白くなってくるかも。

・日本の昔ばなし

・

ネタじゃないよ。ガチで見てます。
正直、なんにも考えずに見るには、こういう作品が丁度いい。
地味に癒やされてます。

・銀魂



流石にそろそろ息切れ感が…。
原作は集めているんですが、何年も前から、読まずにそのまま本棚行き。
けど、たまに神回があるから、それに期待して、アニメ見てる感じ。

・血界戦線



原作未読。
個人的に、今期の中で一番好き。
なんていうか、グラフィックは最近のクオリティなんだけど、話の展開というか、そういうのが平成初期のアニメの安定感を持ってる。一話完結型の…うーん。例えが難しいんだけど「逮捕しちゃうぞ」とか、そのへんのノリ。



OPテーマにBUMP OF CHICKENとか、胸アツ。
これに関しては賛否両論あるけど、俺は大歓迎。
エンディングテーマのUNISON SQUARE GARDENも、タイガーアンドバニーぶりに聞いたけど、良かった。




こんな感じだろうか。
今期に関してはもう、本当個人的に血界戦線がぶっちぎりで好き。
声優陣も中堅クラスの安定感のある人達を使ってくれてるのが好感持てる。

あとそう、



↑野性的なビジュアルなのに紳士的な主人公。
…萌えたぜ、マジで。




アニメの批評とか見てると、本当人それぞれ思ってること、感じてること違うんだなーって思う。
でも、そんなん気にしてたってしょうがなくて、他人が「つまんねー」とか「くそ」とか言ってても、
その作品を楽しめたらそれでいいんじゃないかって思う。

因みに俺は東京喰種の原作読んでアニメ見たけど、凄いがっかりした。
でも、原作見ないでアニメ見てる人は「良かったよ」って言ってる。
その人に「原作のほうが面白いから原作みなよ！」っていうのは、やっぱり勇気がいるよ。
俺はあくまで原作の絵がまず好きで、主人公の邪悪な部分が好きだったから原作派だったけど。
その人がもし、アニメの映像とか、声優によってもたらされるものによって「良かった」って言ってたなら、
原作見てもつまらんかもしらんしさ。

各々好きなもん見てればいいじゃんさ、って思う。

でもまぁ、友達とかに自分の好きなモノを「良い」って言ってもらいたい気持ちもあるよね、やっぱり。
凄く分かる。俺もそうなんだけど、なかなかどうして、難しいんだこれが。



兎にも角にも、血界戦線っていうアニメを楽しく見てます。
っていう、話でした（笑）

この世の中に、終わりのないものはない。
人の命も例外ではなく、僕や、彼や彼女も。
いつか、皆、等しく、死んでいく。

それは漫画も同じ。
終わらない漫画はなくて、大好きだった漫画が終わってしまう度に、
僕はなんだか寂しい気持ちになる。

ナルトも黒子も終わってしまった。
ナルトに至っては、僕が中学生の頃から読んでいた漫画だった。
まさに、人生の半分を一緒に過ごした漫画。
色々思う所はあったけど、終わってしまえばやはり寂しい。

ので、何か新しい漫画はないかと探っていたら、僕の好きな感じの表紙の漫画が。




僕のヒーローアカデミア。
運命なのか何なのか、またしてもジャンプ漫画。

２巻が出てすぐのタイミングだったのもあって、「たった二冊なら、ハズレてもいっか」と、軽い気持ちでまとめ買い。




うん。大当たりだった。

設定的には、タイガーアンドバニーが分かる人はそれを思い浮かべてもらえると早いと思う。
「個性」と呼ばれる特殊能力をもった人間が現れ始めて、人口の約８割がそういった能力をもった
超人社会になった世界での話。
主人公の男の子（↑の画像では、向かって右側の黒髪の子）は、根っからの超人マニアで、
ヒーロー大好きなんだけど、当の本人は「個性」を持たない平凡な子で――

みたいな。そんな感じ。

ジャンプ漫画の醍醐味って、「シンプル」ってところだと思う。
敵が居て、味方が居て。
その構図がはっきりしてる。
僕の大好きなるろうに剣心は、最後のほうこそ善悪の境が曖昧になったけど。
でも、最初は皆、「敵」「味方」の構図から始まるの。
これがとても入りやすい。

あと、この作品に関しては、絵が比較的好きな絵柄だって言うのもあって、
凄く面白く読ませてもらった。

現在３巻まで発刊中で、「次に来るマンガ大賞」というので一位になってる漫画。

オススメ。
あ、でも、今のところぽっちゃり系キャラが奇跡的に居ないので、
その辺が居ないと！って人は乞うご期待ということで。



まだまだオススメしたい漫画はたくさんあるんですが、
今日はこの辺で。