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ニライカナイ

 帰宅途中、カップルみたいな二人組みばかりで苛々した。彼等、彼女等が悪い訳じゃないと、分かってはいるのに、苛々せずに入られなかったのは、突然冷え込んだ夜のせいなのかも知れないし、はたまたこんなにも寂しい夜に誰の顔も浮かばなくなったからなのかも知れない。ムカデが這うように夜の街を自転車で走りながら、まるで自分だけが一人ぼっちのような気がして悲しくなった。何が悲しいのかよく分からないんだけど。なんとなく、悲しかったんだ。

 数週間前の怪我の調子も概ね良好で、調子に乗って筋トレしたら次の日には筋肉痛でおかしかった。よく、歳をとると筋肉痛になるのが遅くなる……って聞くけど、噂によるともう一つの説があって、使い込まれていない筋肉ほど、すぐに筋肉痛になるらしい。だから、一概に筋肉痛になるのが遅くなったからといって落ち込む必要はないんじゃないかなって思った。

 ほっしゃんのほっしゃんがどうやら20センチ超の巨ほっしゃんという話を聞いて、実際にメジャーで20数センチをイメージしてみたんだけど、くっそでかいね、20センチ超って。もすけのもすけなんて恐らく10数センチしかないのに……(遠い目)

 食べだしたら止まらなくなるお菓子てある?と聞くと、大抵の人がポテコっていうんだけど、俺の場合サッポロポテトのバーベキュー味なんだよなぁ。しかし、不思議な事に「カッパエビセン」って答える人が誰一人居ないって言う(笑)自分は単純に魚介系の味が苦手だからそこまではまらないだけなのかなって思ってたんだけど。それともあれだろうか。単純に過去の栄光なのだろうか。そう思うと、なんだか寂しい気もする。かつては150キ以上の剛速球を放ってた野球選手が100キロの球も投げれなくなってた時ぐらいの寂しさ……。

 ニライカナイ。ふと浮かんだ単語。いったいなんだったかなーって思ったら、ラーゼフォンってアニメに出てくる言葉だった。ついでだから調べてみると、

「ニライカナイは、沖縄県や鹿児島県奄美群島の各地に伝わる他界概念のひとつ。理想郷の伝承」

とのこと。つまり「桃源郷」や「天国」って言葉と同じような意味合いなんだよね。なんか、響きが好き。ニライカナイ。天国といえば、この間少しぼーっと考えてたんだけど。全ての人にとって居心地のいい場所……って、中々なくない?人と人との柵が苦手な人にとって、そこに他者が居たらそれだけで不快だろうし。そうなってくると、そういうひとが天国に言った場合は、なんか特別な空間が用意されるのだろうか。あと、天国って睡眠とかあるのかな。物を食べたり排泄したり……っていう概念もあるのだろうか。何をもってして「幸せ」というかも人それぞれなのに、単純に「天国=幸せな場所」ってされても、いまいちピンと来ないよなぁ。そもそも幸せって、ある程度不幸を知らないと分からない訳だし、生まれつき飲み食いに困らない生活を死ぬまで続けた人が行くであろう天国と、生まれつき貧困に苦しみ、死ぬまで飲食に悩まされた人が行くであろう天国が果たして同じ場所だろうか。益々もって謎は深まるばかりである、天国。んでもって、天国に行くのは人間だけなのだろうか?虫や魚や鳥は天国にはいけないのだろうか。それとも各種族別の天国が存在するのだろうか。

「天国なんてない」って言ってしまえばそれまでだけど。それじゃあやっぱり面白くないやね。思考を自ら止めるような事はしたくないなぁ。ないんだって思っても、もし仮にあったら?と問いかける事で自問自答は永遠に続く訳で、最近そういうことをしてなかったなぁってふと思ったのであります。

さ。今日は少し寒いから、温かい格好をして走りにいこう。

いってきます。

| 日記 | 01:12 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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