【雑記】誕生日
今日は自分の誕生日だった。昼過ぎに実家に行き、母さんが焼いてくれたチーズケーキを食べた。その後、一緒に銀行に行き、帰りにスーパーに寄って、親戚へお歳暮を送った。母さんが「からあげ屋さんで唐揚げでも買おうか」というから、僕は「いや、母さんが作ってよ」というと、しょうがないわね、という風に、からあげを作ってくれることになった。
ハタチ過ぎに実家を出てから、母さんの手料理を食べることがめっきり減った。でも、久しぶりに食べる母さんの唐揚げは、どれだけ懐かしくても、やっぱり母さんの唐揚げだった。美味しかった。たぶん、僕にとって、世界で一番美味しい唐揚げだと感じた。
母さんと過ごした日の夜は。後何回、こうやって、僕と母さんは笑えるのかなと。そんな、絶対に考えちゃいけないような、不謹慎な思考に襲われて、眠れなくなる。大腸癌の治療の経過は良好で、薬の副作用も、多少あるものの、想像よりも少ないと本人も、僕も感じているくらいで。
燻っている自分が。もどかしくてたまらない。今日は、誕生日だからと、のんびり過ごしたけれど。今、寝ようとして、横になった時に。どうしようもなく後悔している。僕に、そんな暇はあったのだろうかと。怖くてたまらない。何度も泣きそうになった。どうしようもなくなって、こうして記事をしたためている僕は、やっぱりどこか、精神的に不安定なのだろうと感じる。
これから少し、作業を進めて。それから、眠る努力をしよう…。
明日は、２週間にいっぺんの、母さんの抗癌剤治療の日。ここ１～２ヶ月、バスに乗って迎えに行っている。投薬後は急な病状の変化などがあるかもしれないから、念のため。この時、いつも思う。僕が車を持っていたら、もっと、母さんを楽に通院させてあげられるのになと。自分の不甲斐なさが。本当に悔しい。
僕が死んで、母さんが長く生きられるなら。喜んで死ぬのにな。
| 日記 | 05:48 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑
