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もすけブログ

ゲイイラストを中心に活動するもすけの本拠地。

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誰にも必要とされてないようで悲しかった。向けられた憎悪をどう処理したら良かったんだろう。一人ぼっちで震える僕を誰も助けてはくれなかった。遠くでコソコソ笑ってた。皆一緒。僕だけが違ってた。ひとりぼっちだった。ひとりぼっちだったあの頃と。変われたような気でいた。なんにも変わってない。通り過ぎる人達や、近くで話す人達の笑い声に肩を震わせる日々を思い出す。拒絶と嘲笑。1人で泣いた帰り道。脳内で残響する言葉。ひとりぼっちは嫌だったから。ひとりぼっちの人を助けたかった。ひとりぼっちの僕がそんなこと。おこがましかった。馬鹿だなぁ。馬鹿だ。ひとりぼっちの人なんて、居ない。どこにも。居るのかもしれないけど、とても、見つけられない。見つけられなかったら。それは、居ないのと一緒だ。「助けて」って言えば、助けてくれたかい?いじめないでと訴えたら、犬の糞を見るようなその眼をやめてくれたかい?きっと、何も変わらなかったんじゃないかな。たぶんきっと。殺すしか無かった。自分の心か。相手の肉体を。僕は自分の心を殺した。僕が守らなきゃいけなかった。僕が僕を見捨てた。でも、あの頃の方がまだ、良かった。未来があった。我慢をすれば、耐え忍べばきっと、何か、何かが変わるって思えた。生きて行こうって思えた。でも今はわからない。生きた先に、何があるの。何も見えない。ただただ、痛みだけが、ズキンズキンって胸を打つ。頑張れない気がする。

| 日記 | 04:15 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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