分かりやすい2人
「村上さんは言葉が足りなすぎるんですよ。いっつも「おう」とか「ああ」とか。一緒にいると会話が弾まないから、僕がたくさんたくさん…そりゃあもうたーーーーっくさん喋るんですけど、なんか、僕が話したがりみたいでそれはそれで、腑に落ちないというかなんというか」
「というわけだ、勝太」
「ヤッチ君は、なんていうか…面白いよね(笑)」
「…小篠さん、僕のことバカにしてますか?」
「いやいやいや!そんなことはないぞ!?俺は素直に思ったことを言っただけで」
「…別に良いんですけどね。あの口下手なところが、なんだかんだいって、村上さんの魅力だったりする訳ですし…。でもやっぱり、あそこまで無口だと何考えてるかわからない時が、いーーーーーーっぱいあるんですよ!!」
「ん~、そうかな?端からヤッチくんと村上くんのやりとりを見てる限り、二人共だいぶ分かりやすいと思うけど…特に村上くんなんかは」
「戻りました」
「あ。おかえり村上くん」
「でっかいウンチ出ました?」
「!!な…中川、そういうことは、もっと…こう…」
「おっと、もうこんな時間か。じゃあ俺そろそろ行くよ。勝太のやつ、待ち合わせの時間に遅れるとうるさいんだよ」
「勝太さん怒るんですか!?意外!!僕勝太さんとの約束に遅刻したこと無いから知らなかった」
「……ヤッチくん、なんか俺、胸がいたいんだけど」
「小篠さん、偶然会ったのに、色々ご馳走になってすみませんでした」
「やや!気にしないで気にしないで!たまにはほら、社会人として、社会人らしい、社会人の俺も見せとかないと!」
「小篠さん、勝太さんによろしく伝えておいてくださいね♪」
「了解!あ、そだ!ちょっと2人に会った証拠として1枚写真撮るから、そこに2人並んで!」
「証拠?」
「念の為、念の為!ほらほら、早く早く!」
「こうですか?」
「ピース!ほらほら、村上さんもピース、ピース!!」
「や~写らないかな、もっと近づこう!もっともっと!」
「こ…こう…ですか?」
「あーいいねいいね!じゃあ撮るよ~!はい、チーズ!」
「というわけだ、勝太」
「へぇ~そんな偶然ってあるんだね。世界って狭い。…あ、すごい。ヤッチ少し大人っぽくなった?」
「ん~、そーか?よくわからないけどなぁ」
「そうだよ。大人っぽくなってる。っていうかこの2人…すごい分かりやすいね(笑)」
「だろ?(笑)」
ということでまたしても、ぎょさんのキャラで色々妄想するもすけなのでした。
もうちょい、ヤッチの身長低くても良かったかな~…。
でもまぁ…やっぱ、体格差は正義だなぁ、うん。
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