もすけブログ

冬。吐く息は、いつの間にか白くなっていて。
カサカサの手がささくれ立って凄く痛い。
モコモコの靴下を履いていたって。
パソコンしてる間にいつの間にか冷え切って。
冷え性なのかもなぁ……なんて、心配になる。

分かち合える日が来る。
それはいつ？
たぶんきっと、そんな日は来ないよ。
なんとなく、分かってる。
根拠も、確信も無いんだけど。
おかしいね。

いつも、素っ気無い風に振舞う事しかできないんだ。
（ここは寂しがるところだ）
と分かっているのに。
どうしても、平気なふりをしてしまう。

大晦日。
一緒に過ごせると思ってた。
だけどどうやら無理みたい。
たったそれだけ。
たったそれだけの事なのに。
こんなに不安なのは、やっぱり変なんだよ。

「友達と遊ぶ」とか「家族と過ごす」とか、言ってくれたら良いのに。
「予定が埋まってる」としか言わない。
Ｍの全部が好きだと思ってたけど。
そんなところは凄く嫌いだ。



一人で歩く街の喧騒が耳障りだった。
腕を組んで歩く彼氏彼女が妬ましくて。
コンビニの店先で煙草をふかしてる茶髪も、信号無視のサラリーマンも。
普段は見もしない月を、皆既月食だからと見上げるパジャマの夫婦も。
全部が不愉快だった。

何よりも不愉快だったのは。
今も尚Ｍを気にしてる自分自身だった。

普段何気なくこなしてる「忘れる」ってことも。
Ｍの事となると嘘みたいに難しく思えて、上手くいかないよ。

「忘れる事なんてできないよ。全部受け止めて、前に進まなきゃ」

いつか、僕の口から吐き出した言葉が、今更になって、自分に突き刺さる。
１歩進んで、２歩退がってる気分。
僕はたぶん、６年前Ｍを好きになったあの日から。
少しだって成長してない。
そんな気がするんだよ。

ってか。
そろそろ、新しい恋始まってもいいんじゃね？
もう充分じゃね？
何で未だに気になってんの、阿呆丸出しだろ。
どんだけ一途だよ。
や、一途なのは良い事で、でも俺の場合全然意味の無い一途で。
だから、意味のある一途を貫きたい。
この不毛な一途はもう終わらせたい。

今の時代、中学生だって、高校生だって、彼氏とか、彼女とか居るのにね。
この歳になって、一度もそういうの無いって……なんか、引くわ。
自分以外の人がそうでも、全然平気なのに。
むしろ、かわええな、って思うのに。
どうしてか、自分の事となると、情けなくてたまらんのだ。
不思議だなや……。
(´・ω・`)