夕暮れの。
空が紅くなる理由を君が知りたがっていたから。
「待ってて」と、高台にある図書館に走ったんだ。
蔵書量には自信があると謳っていたわりに目的の本は中々見つからなくて。
君の病室へ帰るのがすっかり遅くなってしまったんだけど。
少しも僕を責めることなく「ありがとう」と西日に照らされた笑顔。
ただそれだけで。
| イラスト | 15:44 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
ゲイイラストを中心に活動するもすけの本拠地。
| PAGE-SELECT |
| イラスト | 15:44 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
| PAGE-SELECT |