2ntブログ

もすけブログ

ゲイイラストを中心に活動するもすけの本拠地。

2014年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年05月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ニライカナイで待ち合わせ

魂。それが行き着く先。ニライカナイ。
死後の世界に、思いを馳せる。
けど、魂ってのは、一体なんなんだろうかな。
例えば、僕が死んだとして。
僕の魂ってのは、そもそも、何を言うんだろう。
記憶、感情、心臓、脳みそ。
僕の魂はどんな形で、どんな風に、ニライカナイへ行くのだろう。

「魂なんてないよ」

いっそ、そう言ってもらえたらと思う。

魂ってのは、もしかしたら、自分には宿らないのかもしれない。
神様が、皆の魂を持っていて、僕たちが生きている世界で、生きていると思っている僕たちは、あくまでただの人形で。人形が壊れてしまった時に、神様は自分の手元の、そいつの魂を、「ニライカナイ」というゴミ箱に捨てるのだとしたら。

魂ってのは、なんなんだろう。

漫画やアニメで描かれる魂は、まるで火の玉みたいな形をしているけど。
あの表現を、最初に考えた人は、この世に大きな爪痕を残したなと思う。
だって、「魂」を「想像しろ」と言われたら。
まず、大体の人が、あの人魂を想像するんだろうから。

それと同じで、擬態語というものも、凄いと思う

例えば、パンチラの、「チラッ」という音。
実際、そんな音出やしないのに。「チラッ」と言われれば、何かを覗いている、または、何かが少しだけ見えてる様子を想像する。

「ぬるぬる」とか、「ざらざら」とか。
誰がいつ、何を思って、そう表現したのだろう。



魂ってのは。
それらと、同じなのかもしれないなと思ったら、なんだか少し、ガッテンが言ったというか、どうでもいいやと思えたというか。

とりあえず、今更ながら「寄生獣」を読み始めたんだけれど。

51i4Njn (1)


なんでもっと早くに読んでいなかったんだろう。
哲学と呼べるかどうかはわからないけど、なんとなく、考えさせられる表現や言葉回しがあって、普段、「あたりまえ」に思っていることが、いかに「当たり前」ではないのか。いかにそう「思い込んでいる」のか。

それから、「亜人」っていう漫画も読んだ。

51i4Njn.jpg


「亜人」と呼ばれる存在は、人間と全く同じ形をしているのに、「死なない」というだけで、「人間ではない」と差別される世界。そこに、ゲイという差別対象として産まれてきた自分が重なって、なんの苦もなく、亜人の主人公に感情移入をすることができた。まだ3巻しか出てないから、買い集めるのは楽だった。これからの展開次第で、面白くも、つまらなくもなる作品。……まぁ、どの作品も、そうなんだけれどさ。

どちらも少し考えさせられる作品なので、そういうのが好きな人は、読んでみると面白いかもしらんです。

おやす……にはまだ早いか。
それではまた。

| 日記 | 16:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |