もすけブログ

世間体や人目がきになるのは「他者との共存」が生きていくのに重要だって、本能が知ってるから。
でも、そのせいで、苦しむ人達もいて、他人と違う事で毎日泣いてる人もいて。
「一人一人違って良い」なんて風潮でも、結局中年の未婚フリーター男性は偏見の目で見られて。
自分自身がどこまで強くなれるかっていうのは、そういうことなんだろうかな。

なんで生きてんのかなんて、そんなん分かんないよ。
物心ついてきた時には生きてて、自分の意志でこの世に生まれ落ちたわけじゃないんだから。
でも、なんで働き始めたのかっていうのは分かるよ。
世間体のためじゃない。ただ、金が欲しかったから。
働きたくて、働き始めたわけじゃない。それが、やりたい事だったわけじゃない。
やりたいことだけやって生きていける訳じゃないと思うけど、
やりたい事ができなくなる仕事って、なんなんだろう。

目標も、目的も、結局宙ぶらりんで。
明確なビジョンだってありゃしなくて。
でも、自分が死ぬ日までのカウントダウンはもう始まってて、
その計算をしてこなかったのは、なんだか面倒くさかったし、本当言うと、怖かったから。
数字で「あなたはこの仕事じゃ喰っていけません」って突きつけられたら、
その時点で何もかも嫌になってしまいそうだったから。


弱虫なんだよ。なんもかんも、怖くて怖くてたまんない。
人に見下されるのも、橋渡しのような人生も、誰にも愛してもらえないのも。
先が見えない人生なんて、誰だって同じはずなのに、その確率に怯えて、最初の一歩すら踏み出せない。
「あんな風にはなりたくない」って思われたくない。
この気持ちが最後の砦なのか、それともラスボスなのか。
この気持を大事にしなきゃいかんのか、それとも乗り越えていかなければいかんものなのか。

「人生負け組」なんて、他人が決めることなんかな。
死に行くあの子が笑ってたとして。
僕は「あいつは負け組だった」って笑い飛ばすなんてこと、できゃしないよ。






弱虫なんだよ、本当にさ。
世間体が気になってしょうがない。
自分の未来が不安でしょうがない。
だから、今の会社を辞めるのだって、こんなに悩んでる。
今まで築いてきたものを投げ捨ててまで、夢を追う覚悟があんのか俺はって、自問自答で過ぎていく時間。
その時間すら勿体ないのに、そもそもそんな葛藤してる時点で出遅れてんのに。

「僕らが道を選ぶなら、答え合わせなんて無いから」

たぶん大きな分岐点なんだろうと思う。
人生なんて分岐点の連続だけど、一発でこんなにでっかい分岐点ってそんなにない。
そう思ってんのは俺だけかもしらんけど、けど…うん。やっぱ、弱虫だわな。