もすけブログ

この一ヶ月くらい。
凄く、憧れた人が居た。
好きとか、そういうのじゃない。

俺の持ってない物、いっぱい持ってる人。
格好良いなぁと思える人。
生き様が、なんていうか、惹きつけられる人。

けど、なんか。
所詮、偶像だった。

「ああ、やっぱりか」
って風にも思えないくらい、信じてたから。
ちょっと、悔しい。

同性愛者に産まれて、無駄に強くなってしまったのかもしれないね。
他人と違うのが当たり前だって、物心付く前から理解していた。
差別は当たり前でさ、別に悪いコトじゃあ無いんだよ。
だって、決定的に、違うんだから。
許容できるか、できないかっていう、ただ、それだけ。

病気じゃないって、言ってくれる人もいる。
そう信じてる人もいるし、その人がそう思うなら、それでいいと思う。
けど、俺は常々思っててさ。
「病気」って言ってくれたほうが楽だよ。
こんなにも違うのに。
こんなにも差別されるのに。
「正常」だなんて、そのほうが、よっぽど辛い。
数的に見たら、同性愛者は「異常」だよ。
ノンケが「通常」であるかぎりね。
それはもう、人間が人間であるかぎり変わらない。
ちょっと辛いけど、もう、諦めた。
「病気じゃない！正常だ！」って言い張ったって。
同性愛者じゃない人には、響かない。
火の熱さを知らない人に。
その温度を説明したって、伝わらないようにさ。

絶望しちゃうのは、明るい未来が描けてたから。
そんなもんすら描けなかった俺は、絶望すらできないの。
俺が今まで絶望だと思ってたのは、なんてことはない。
ただの、死にたくなるくらいの劣等感だったよ。


今日、嬉しかったこと。
ブログを見てくれた友達が、先日紹介したガンダムのゲームを始めてくれたこと。
めちゃくちゃ、嬉しかった。
いつか一緒に、戦いに行けたら良いなぁ。

なんて書くと、重たくなっちゃうかもしらんって思ったから、書こうかどうか迷ったけど。
結局書いた。
別にあわなかったら辞めちゃってもいいし、俺、そんなんで怒るぐらい気短くないし。

とにかく、嬉しかったのだ。

では、おやすみなさい。