思い出はいつも涙色をしている
ゆっくりと進む、雲を眺める。
朝の、ひんやりとした空気が、息を吸うたびに、肺を、冷やした。
胸が痛む理由を、ずっと、考えてる。
好きになった人達と、一緒にいられれば。
こんなこと、考えることもなく、生きて、行けたんだろうか。
朝焼けに混じって、まだ消えない、マンションの廊下の明かりが好き。
薄モヤにかかっていても、でも、はっきりとそこに存在しているプリンスぺぺが好き。
どうせ一緒にいられないのに。
そう思ったら、書きかけのメールが、なんだかどうしようなく虚しくなって。
未送信ボックスに、溜まっているのは、そんなメールばっかりで。
「好きだよ」とか。
「会いたい」とか。
なんで、もっと、素直に言えたらいいのにね。
「嫌い」とか。
「会いたくない」とか。
そういうことは、平気で言えるのに。
ある日突然、君が死んでしまうのと。
ある日突然、君が結婚するのと。
どっちも、僕にとっては、おかしな話だけど、どっちも、同じくらい、辛いことなんだよ。
この気持ちを、分かってもらえないの、やっぱり、ちょっとだけ、辛い。
ゆっくりと進む、雲を眺める。
風向き一つで形を自由に変える雲に。
うっすらと、自分の未来を重ねる。
吐く息が白くて、冬が来たんだって、思った。
できることなら、あなたに、
「もう冬だね」って、言いたかったな。
そんなふうな瞬間がもし、あなたにもあるのだとしたら。
だとしたら、嬉しいな。
朝の、ひんやりとした空気が、息を吸うたびに、肺を、冷やした。
胸が痛む理由を、ずっと、考えてる。
好きになった人達と、一緒にいられれば。
こんなこと、考えることもなく、生きて、行けたんだろうか。
朝焼けに混じって、まだ消えない、マンションの廊下の明かりが好き。
薄モヤにかかっていても、でも、はっきりとそこに存在しているプリンスぺぺが好き。
どうせ一緒にいられないのに。
そう思ったら、書きかけのメールが、なんだかどうしようなく虚しくなって。
未送信ボックスに、溜まっているのは、そんなメールばっかりで。
「好きだよ」とか。
「会いたい」とか。
なんで、もっと、素直に言えたらいいのにね。
「嫌い」とか。
「会いたくない」とか。
そういうことは、平気で言えるのに。
ある日突然、君が死んでしまうのと。
ある日突然、君が結婚するのと。
どっちも、僕にとっては、おかしな話だけど、どっちも、同じくらい、辛いことなんだよ。
この気持ちを、分かってもらえないの、やっぱり、ちょっとだけ、辛い。
ゆっくりと進む、雲を眺める。
風向き一つで形を自由に変える雲に。
うっすらと、自分の未来を重ねる。
吐く息が白くて、冬が来たんだって、思った。
できることなら、あなたに、
「もう冬だね」って、言いたかったな。
そんなふうな瞬間がもし、あなたにもあるのだとしたら。
だとしたら、嬉しいな。
| 日記 | 23:43 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
コメントでははじめまして。
塾講師のバイトをしていた頃、好きになった社員さんは、何故か早々に僕がゲイだということも、僕がその人を好きだと言うことも気付いたらしく、「○○先生(僕のこと)女ですもんね」とか、僕に言いにくい頼み事をするときに「○○先生、好きでした!」なんて冗談をよく言ってきたんですが、
結婚したって発表された日は、生徒の前で立っているのがやっとでした。その夏はよく講習をやりきったなぁと、懐かしく思い出しました。
| 元輝 | 2014/12/01 21:16 | URL |