もすけブログ

　ここ数日。色々な事があった。他人の、凄く嫌な面ばかりが目に付いた。苛々する事が多かった。悲しくなる事も、沢山あった。「信じてくれてないのかな」「嫌われてるのかな」「俺の事なんかどうだっていいんかな」。背を向けて、僕の方を見てくれない友人が怖かったし、心が見えないメールが不安だった。

（信じられるのは自分だけ）

　そんな風に膝を抱えた日の事。この世でただ１つ、１００％信じる事ができるものは「自分」だけ。血の繋がった家族でさえも、心から信頼する事なんてできない。人は、所詮人でしかない。愛する人も然り。見失ってはいけないものがあるとすれば、それは自分。間違っても、自分を傷付けてはいけない。少なくとも「生きよう」という意思があるのなら。

「心から信頼できる人間っている？」

　そう聞かれて、浮かんだ顔の数々。だけど時間が経つにつれて数は減っていき、最終的には誰の顔も残らなかった。親友だと思っている奴の顔でさえも、不信の闇に消えた。家族の顔なんて、浮かびもしなかった。

　いつか。タローさんという方のブログで「アンダーカレント」という漫画の事を知った。知って、そして買って、読んだ。

「人を分かるってどういう事ですか？」

という事を問いかけてくる漫画。僕はたぶん、どんなに仲の良い友達の事さえも。その１０％だって分かっちゃいないんじゃないかって。そう思って寂しくなった。

　だけど、それでも一緒に遊んで、笑って。過ごした時間や日々が馬鹿みたいに楽しかったから。それぐらいしか、信じられるものが無くて。それにすがるしかなくて。

　躁鬱病の友達が言った。「お前もたぶん、鬱病だよ。少なくとも、数年前は確実にそうだった」中学からの友達。彼はもう、俺がゲイだって勘付いてる。

　なんだか、怖い。色々な事が怖いです……。

　明日になったら少しは気分が晴れてるだろうか。晴れてたら良いなぁ……。おやすみなさい。