無いものねだりが尽きない日々。
結婚をしたら、子供は3人が良い。上が男の子で、下が女の子。都会からは少し離れた、だけど田舎というには賑やかな住宅街に居を構える。庭のある、普通の一軒家。ペットは犬が欲しいな。シルベリアンハスキーを一匹。子供が乗れるくらいの、大きなやつ。名前はボロンゴ。とあるゲームの、仲間になるモンスターの名前。日曜日にはボロンゴと一緒に散歩をしつつ、夕暮れの川辺でのんびりしたりするのもいい。遠くの方で豆腐屋の音がしたりして。子供が大きくなったら、一緒にキャッチボールをしたい。「お父さん下手糞ー」なんて言われて苦笑いしてる姿が目に浮かぶ。俺、運動神経良くないからなぁ。夏休みにはどこか遠くへ旅行に行って。といっても、恐らく国内。外国に行くとしたらそれは、子供が英語をペラペラに話せる様になったらかな。子供が中学生、高校生になると、たぶんきっとあまり顔を合わせられなくなるだろうと思う。家族よりも、友達が大事になってくる年頃。何より自分がそうだったから、何となくそんな気がする。そしたら俺はどうするのかな。しつこく構ったりするのかな。それとも距離を置いて見守るのかな。……後者っぽいなぁ。もしこの嘘にまみれた世界で、俺の子供が涙を流す事があったなら。力いっぱい抱き締めたい。そんでその温もりだけは真実だって、教えたい。僕の知らない温もりを、せめて子供にだけは伝えたいんだ。大きなお世話かも知れないけど、それぐらいの我が侭には目を瞑って欲しい。そしていつか皆結婚して、家を出て。狭い狭いと思っていた家が、少しだけ広く感じたりして。すっかりお爺ちゃんになったボロンゴと一緒に、いつもの川辺に出掛て、そのままどこかに消えていきたい。
こんな妄想を、ある時ふとしたりする。
だけどいつも、パートナーの姿だけが見えないんだ。
どこにでもある、ありきたりな未来。
だけど俺には絶対訪れる事のない未来。
かなう希望があったのなら。
俺はもっと頑張れたのかな。
誰よりも真っ当に。
決められたレールの上を歩いていたかな。
就職難という現実に。
周りの皆と同じく、立ち向かっていたのかな。
とにかく今は。
そんな妄想をかなぐり捨てて生きるしかない。
いつかくる未来の事を今から考える必要も無い。
生憎未来を予知する機能を、人間は持っていないわけだし。
頑張るぜ。
こんな妄想を、ある時ふとしたりする。
だけどいつも、パートナーの姿だけが見えないんだ。
どこにでもある、ありきたりな未来。
だけど俺には絶対訪れる事のない未来。
かなう希望があったのなら。
俺はもっと頑張れたのかな。
誰よりも真っ当に。
決められたレールの上を歩いていたかな。
就職難という現実に。
周りの皆と同じく、立ち向かっていたのかな。
とにかく今は。
そんな妄想をかなぐり捨てて生きるしかない。
いつかくる未来の事を今から考える必要も無い。
生憎未来を予知する機能を、人間は持っていないわけだし。
頑張るぜ。
| 日記 | 01:15 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
何かわかるなぁ。
思うとこはあるけど、とにかく今を頑張らないで将来あーだこーだ言えないよねと思うわけです。もちろん、息抜きは必要でっせ。
| ルート | 2009/08/16 10:42 | URL |