もすけブログ

通り雨のような感情に時折胸を締め付けられる。
将来の不安や、大好きなあの人の事や。
考えられる要因はいくつもあって。

「お前が居てくれてよかった」

なんて。
そんな風に綴ってくれたあの日のメール。
今も鍵マークが付いてる。
消えないように。
忘れないように。
大事に大事に取ってある。

僕があげた、スティッチのキーホルダー。
「超嬉しいよ、ありがとう」
って笑って。
腰のキーチェーンに付けてくれたけど。

だけど。
その次に君と会った時。
君の腰のキーチェーンに、スティッチは居なかった。

嫌な予感がした。
信じられなくなった。
自分の気持ちも、相手の気持ちも。

もしかしたら、その日はたまたま付けてなかったのかも知れない。
そういうポジティブな予測もすぐに立った。
しかし何でか、ネガティブな感情ばかりが自己主張を続けて。
余計な事ばかりを考えて、考えて。
止まらなくなって。

いつしかどうでも良くなった。

人の人を想う気持ちって何だろう。
信じるって何だろう。

「信じるってことは、何の根拠も、何の理由も無く。
　証拠もない事だから。

　信じるってことはつまりそれは。
　それでも「信じたい」という事だ」

って、小高芳太郎は歌っていた。


今日みたいな雨降りな夜は。
布団に包まっていじけるのも良い。
雨の音や、下水の音や、タイヤが水を弾く音を聴きながら。

ちょっと早いけど。
おやすみなさい。